『本朝食鑑』から学ぶ
“西瓜(スイカ)”の東洋医学的な効能
【旬】
熊本ハウスもの5〜6月、関東地方6〜7月、東北地方7〜8月
【性味】
寒・甘
【帰経】
胃・膀胱
【働き】
渇を止め、暑を消し、酒を解し、能く小水を利す。
『本朝食鑑2』より抜粋
清熱解暑(暑熱出汗・身熱・目赤腫痛・のどの痛み)
除煩止渇(口内炎・口渇)
利尿(尿短赤・血尿・排尿時の熱感)
参考文献
人見 必大、島田 勇雄(訳注者)、『本朝食鑑2』、平凡社、1977年
辰巳 洋、『薬膳素材辞典 −健康に役立つ食薬の知識−』、源草社、2006年