2023.07.10
胡瓜の薬膳効能
『本朝食鑑』から学ぶ
“胡瓜(きゅうり)”の東洋医学的な効能
【旬】
7〜8月
【性味】
涼・甘
【帰経】
脾・胃・大腸
【働き】
熱を清し、渇を止め、水(※)を利する。
※水・・・身体内の体液の変調と体液の代謝障害より生じる水毒
『本朝食鑑1』より抜粋
清熱解毒(熱病の煩渇・咽喉腫痛)
利水消腫(下痢・浮腫)
潤膚美容(皮膚の赤み・乾燥)
【料理例】
・胡瓜のお漬物
・ささみと胡瓜の棒棒鶏風サラダ
・ハムと胡瓜のサンドイッチ
・ちくわ胡瓜
参考文献
人見 必大、島田 勇雄(訳注者)、『本朝食鑑1』、平凡社、1976年
辰巳 洋、『薬膳素材辞典 −健康に役立つ食薬の知識−』、源草社、2006年