『本朝食鑑』から学ぶ
“蜆(しじみ)”の東洋医学的な効能
【性味】
寒・甘・鹹
【帰経】
肝
【働き】
湿熱を下し、黄症を消し、小水を利し、消渇を治し、酒毒を解醒す。
『本朝食鑑』より抜粋
清熱解毒(口渇・黄色痰・咳・喘息・瘡瘍腫毒)
利湿退黄(黄疸・湿疹・水虫)
【料理例】
・蜆のお味噌汁
・蜆の炊き込みご飯
・蜆の佃煮
・蜆と白菜のうま煮
参考文献
人見 必大、島田 勇雄(訳注者)、『本朝食鑑5』、平凡社、1981年
辰巳 洋、『薬膳素材辞典 −健康に役立つ食薬の知識−』、源草社、2006年