『本朝食鑑』から学ぶ
“鮭(さけ)”の東洋医学的な効能
【旬】
秋〜冬
【性味】
温・甘
【帰経】
脾・胃
【働き】
腹中を温め、気を壮する。
多食すれば、火を動かし瘡を発する。
淹(しおづけ)にして食べれば病にあたらない。
『本朝食鑑3』より抜粋
健脾温胃和中(胃痛・食欲不振・腹部の冷え)
補益気血(疲れ・めまい・むくみ・下痢)
【料理例】
・鮭のムニエル
・鮭のちゃんちゃん焼き
・鮭の塩焼き
・鮭のお味噌汁
・鮭バター醤油焼き
参考文献
人見 必大、島田 勇雄(訳注者)、『本朝食鑑3』、平凡社、1978年
辰巳 洋、『薬膳素材辞典 −健康に役立つ食薬の知識−』、源草社、2006年