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韮の薬膳効能

 

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『本朝食鑑』から学ぶ

“韮(にら)”の東洋医学的な効能

【旬】

3〜10月

【性味】

温・辛

【帰経】

肝・胃・腎

【働き】

肝経(肝の経脈)の病を主る。

心腎に帰し、胃口の瘀血を散し、鬱痰(※1)の食道を塞ぐのを除く。

故にショクツカエの病を治す。

痔および脱肛を洗う。

最も中(※2)を補うのによいものである。

※1 鬱痰•••鬱歯気の鬱滞するもの。痰は水毒の一つ

※2 中•••脈象のなかば沈みなかば浮くもの

『本朝食鑑』より抜粋

温陽解毒(胸痹・脘腹・腰膝冷痛・げっぷ・嘔吐)

下気散血(吐血・鼻出血・血尿・不正出血)

食欲増進・疲労回復(食欲不振・疲労)

【料理例】

・韮キムチ

・韮玉炒め

・韮の白だし和え

・韮のナムル

・韮たっぷりチヂミ

参考文献

人見 必大、島田 勇雄(訳注者)、『本朝食鑑1』、平凡社、1976年

辰巳 洋、『薬膳素材辞典 −健康に役立つ食薬の知識−』、源草社、2006年

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