暑い夏がやっと終わり、秋がやってきますね。
東洋医学の五行説では、秋は五臓の「肺」に関連しており、肺には呼吸をするだけでなく、気や身体の中の水などを巡らせる作用(=宣発作用・粛降作用)があります。
肺が元気でなくなってしまうと、この宣発(外に流す動き)と粛降(下に降ろす動き)がうまく行われなくなり身体に不調が現れてきます。
その症状のひとつが「咳」です。
咳が続くと、肺が痛くなったり、頭に響いたり、腰に響いたり・・・
いろんなところが辛くなりますよね。
今回は、肺を強くしたい!そんな秋にぴったりの食材を紹介させていただきます。
補肺健脾
(慢性の咳・食少・むくみ・腹部、四肢の脹満)
潤肺止咳
(咳・痰)
消腫解毒
(のどの痛み、声嗄れ、痔の腫れ)
発表散寒
(風寒表証の発汗・解熱・咳)
養肺止咳
(肺陰虚の慢性咳・喘息)
※各食材名をクリックすると詳細ページに飛べます
疲労が溜まっていて風邪を繰り返す方は、元気の源「腎」を元気にする食材の 黒豆 も取り入れてみましょう。
おすすめは、お米を炊くときに黒豆を入れるだけ!
簡単に栄養たっぷり黒豆ご飯が作れます。
また、旬の食材はその季節の身体に合ったパワーを持っています。
黒豆ご飯と一緒におかずは秋の旬の食材を食べれば、元気に秋を過ごせそうですね。
最後に・・・
身体は五臓六腑が関係し合いバランスを保っています。
長引く咳の症状がある方は肺だけが原因でなく、他のところに原因があるかもしれません。
十番堂では初診に約3時間かけあなたの不調の原因がどこにあるのか探していきます。
なかなかよくならないそんな症状をお持ちの方は、
十番堂にご相談ください。